「カフェの仕入れ先、どうやって選べばいいの?」

開業前の私も同じ悩みを抱えていました。

当初イメージとしては野菜はここ、肉はここ、コーヒー豆はここ、とこだわって複数の仕入先を使う方が良いと思っていましたし、実際数社から仕入れをしていました。ただし、今は違います。

11年間カフェを経営してきて分かったこと、それは

「仕入れ先はなるべく少ない方が良い」

この記事では、11年間カフェを経営してきた私が、仕入先の選び方とコスト削減の方法を、実体験をもとに解説します。


Contents
  1. 結論:仕入先はなるべく1〜2社に集約すべき
  2. 仕入先を集約するメリット5選
    1. メリット1:振込手数料が年間5,000円削減できる
    2. メリット2:バックオフィスが楽になる
    3. メリット3:値引き交渉がしやすくなる
    4. メリット4:配送料が減る
    5. メリット5:商品が管理しやすくなる
  3. 私の仕入先(実例)
    1. コーヒー豆:UCC一本
    2. その他の食材:ネット活用
  4. 仕入先を選ぶ基準
    1. 基準1:価格
    2. 基準2:品質
    3. 基準3:配送の早さ
    4. 基準4:最低注文金額
    5. 基準5:支払方法
  5. 高品質なコーヒー豆を仕入れたいなら
    1. ブルーボトルコーヒーのオンラインストア
  6. 仕入先を減らす手順
    1. ステップ2:各仕入先の価格・品質・配送を比較
    2. ステップ3:メイン仕入先を1社に決める
    3. ステップ4:段階的に移行する
  7. 仕入先を減らすときの注意点
    1. 注意点1:急に全部変えない
    2. 注意点2:サブ仕入先は残しておく
    3. 注意点3:品質を妥協しない
  8. ネット仕入れの活用方法
    1. ネット仕入れのメリット
    2. おすすめのネット仕入れ先
  9. まとめ:仕入先は1〜2社に集約すべき
  10. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 仕入先は1社だけでいいですか?
    2. Q2. 振込手数料はどれくらい削減できますか?
    3. Q3. ネット仕入れのおすすめは?
    4. Q4. コーヒー豆はどこで仕入れるべきですか?
    5. Q5. 仕入先を変えるときの注意点は?
    6. Q6. 仕入先との値引き交渉はできますか?
    7. Q7. 仕入先を減らすと、品質が下がりませんか?

結論:仕入先はなるべく1〜2社に集約すべき

仕入先は、なるべく1〜2社に集約した方がいいです。

  1. 振込手数料が減る(年間5,000円削減)
  2. バックオフィスが楽になる
  3. 値引き交渉がしやすくなる
  4. 配送料が減る
  5. 商品を管理しやすくなる

微々たる数字ですが、こういう細かい所の削減は地味に大事です。

メリットをひとつづつ細かく見ていきます。


仕入先を集約するメリット5選

メリット1:振込手数料が年間5,000円削減できる

地味に大きいです。

仕入先が3社の場合:

  • 振込手数料:1回216円
  • 月1回 × 3社 = 月648円
  • 年間:7,776円

仕入先が1社の場合:

  • 振込手数料:1回216円
  • 月1回 × 1社 = 月216円
  • 年間:2,592円

差額:年間5,184円の削減。

塵も積もればなんとやら。10年続けたら、5万円以上の差になります。


メリット2:バックオフィスが楽になる

仕入先が3社だと:

  • 請求書が3枚
  • 支払日が3回
  • 在庫管理が複雑

仕入先が1社だと:

  • 請求書が1枚
  • 支払日が1回
  • 在庫管理がシンプル

いわゆるバックオフィスですが、この辺りは出来るだけシンプルに処理したいので仕入先は少ない方が良いです。


メリット3:値引き交渉がしやすくなる

1つの仕入先に集中して取引していると:

  • 新製品の価格交渉がしやすくなる
  • 既存商品の値引き交渉がしやすくなる
  • 特別価格を提示してもらえる
  • サンプルをもらえる事もあり、試飲や抽出練習用などに使える

ちなみに私はコーヒー豆をUCC一本で仕入れていて、月に約5万円分の取引があります。

年間60万円の取引になるので、色々融通が利いたり値引き交渉がしやすいです。


メリット4:配送料が減る

仕入先が3社だと:

  • 配送料が3回分かかる

仕入先が1社だと:

  • 配送料が1回分だけ
  • まとめ買いで送料無料になることも

メリット5:商品が管理しやすくなる

1つの仕入先に集中していると:

  • 遅延入荷や欠品の連絡が入っても対応しやすい
  • 少ないロット数でも、他と抱き合わせで納品してくれる事がある
  • 数量限定品などを優先的に回してくれる

取引額が多い、つまりお店で言うと常連客扱いになるので仕事がスムーズになります。


私の仕入先(実例)

11年間カフェを経営してきて、私の仕入先はこうなっています。

コーヒー豆:UCC一本

なぜUCCなのか:

  • 品質が安定している
  • 価格が適正
  • 配送が早い

月の仕入額:5万円

年間:60万円

これだけの取引額があるので、値引き交渉がしやすい。


その他の食材:ネット活用

仕入先:

  1. Amazon
    • 配送が早い
    • Amazonプライムなら送料無料
    • 在庫が豊富
  2. エープライス
    • 業務用食材が安い
    • まとめ買いで単価が下がる
  3. ヨドバシドットコム(穴場)
    • 送料無料(配送が早い)
    • 家電だけじゃなく、食品もある
    • ポイントが貯まる

ヨドバシドットコムは意外と穴場。

送料無料で配送が早いので、急ぎの食材を買うときに便利。


仕入先を選ぶ基準

仕入先を選ぶときの基準を5つ紹介します。

基準1:価格

ここは一番シビアに見る所です。

「1円でも安く」なんて言葉もありますが、大げさではなく意外とこの視点で見てる人も多いのです。

同じ食材でも、仕入先によって価格が違います。また、同じ食材でもまとめて買うと安くなったり送料無料になったりします。

例:小麦粉1kg

  • A社:200円
  • B社:180円
  • C社:160円

月10kg使うなら:

  • A社:2,000円
  • B社:1,800円
  • C社:1,600円

差額:月400円、年間4,800円。


基準2:品質

価格最優先ですが品質も大事です。

価格だけを追求すると安かろう悪かろうになりがちなので品質もしっかり。

例: 安いコーヒー豆を買ったら、味が悪くてお客様からクレームが来た。

結果: リピーターが減った。

価格と品質のバランスが大事です。


基準3:配送の早さ

飲食店の仕入れは基本賞味期限があります。

なので多く仕入れれば良いというものではありません。

キャッシュフローの問題もありますので、お客様に迷惑をかけないギリギリのラインを攻めるには「配送の速さ」も重要です。

おすすめは「Amazon」「ヨドバシドットコム」です。

特に「ヨドバシドットコム」は取り寄せ商品でなければほぼ確実に翌日配送です。さらに意外と食品も多く、私も重宝しています。1ポイント1円から使えるポイント付与率も高く、おすすめです。


基準4:最低注文金額

最低注文金額が高いと、使いづらいです。特に開業当初や小規模での営業の場合、1個に対する金額が小さくなる事も多く、工夫が必要です。

例:

  • A社:最低注文金額5,000円
  • B社:最低注文金額なし

少量だけ欲しいときは、B社が便利。


基準5:支払方法

振込、代引き、クレジットカード、後払いなどがありますがおすすめはクレジットカードです。

クレジットカード払い

  • ポイントが貯まる
  • 支払いを翌月に先送りできる
  • 振込手数料がかからない

ちなみに法人だと「請求書払い」が使える事が多く、キャッシュフローの観点からも便利な支払方法です。


高品質なコーヒー豆を仕入れたいなら

私はUCC一本で仕入れていますが、もし高品質なコーヒー豆を求めるなら、こういう選択肢もあります。

ブルーボトルコーヒーのオンラインストア

ブルーボトルコーヒーとは:

  • サンフランシスコ発の人気コーヒーブランド
  • 高品質なスペシャルティコーヒー
  • オンラインストアで購入可能

メリット:

  • 品質が高い
  • 焙煎したての豆が届く
  • 定期便もある

デメリット:

  • 価格が高め
  • 配送に時間がかかることも

こだわりたい人には、ブルーボトルコーヒーという選択肢もあります。


仕入先を減らす手順

膨らんでしまった仕入先を減らすには、こんな手順でやるとい良いです。

ステップ1:現在の仕入先をリストアップ

例:

  1. 野菜:A社
  2. 肉:B社
  3. コーヒー豆:C社
  4. 乳製品:D社
  5. 調味料:E社

合計:5社


ステップ2:各仕入先の価格・品質・配送を比較

比較項目:

  • 価格
  • 品質
  • 配送の早さ
  • 最低注文金額
  • 支払方法

ステップ3:メイン仕入先を1社に決める

例:

  • メイン仕入先:A社(野菜、肉、調味料をまとめる)
  • サブ仕入先:C社(コーヒー豆のみ)

仕入先が5社 → 2社に減る。


ステップ4:段階的に移行する

いきなり全部変えるのはリスクがある。

段階的に移行:

  1. まず野菜と肉をA社にまとめる(1ヶ月試す)
  2. 問題なければ、調味料もA社にまとめる
  3. 最終的に2社に集約

仕入先を減らすときの注意点

注意点1:急に全部変えない

いきなり全部変えると:

  • 品質が合わないことがある
  • 配送が遅れることがある

段階的に移行すること。


注意点2:サブ仕入先は残しておく

メイン仕入先が1社だけだと:

  • 欠品のときに困る
  • 値上げされたときに困る

サブ仕入先を1〜2社残しておくと安心。


注意点3:品質を妥協しない

価格を優先しすぎて、品質が下がると:

  • お客様からクレーム
  • リピーターが減る

価格と品質のバランスが大事です。


ネット仕入れの活用方法

ネット仕入れは、便利で効率的。

ネット仕入れのメリット

1. 価格が安い

  • 実店舗より安いことが多い

2. 配送が早い

  • Amazon、ヨドバシドットコムなら翌日配送

3. 在庫が豊富

  • 欠品が少ない

4. 24時間注文できる

  • 深夜でも注文可能

おすすめのネット仕入れ先

1. Amazon

  • 配送が早い
  • Amazonプライムなら送料無料
  • 在庫が豊富

2. エープライス

  • 業務用食材が安い
  • まとめ買いで単価が下がる

3. ヨドバシドットコム(穴場)

  • 送料無料
  • 配送が早い(最短当日配送)
  • ポイントが貯まる

ヨドバシドットコムは、意外と穴場。

家電だけじゃなく、食品もあるので、急ぎの食材を買うときに便利。


まとめ:仕入先は1〜2社に集約すべき

カフェの仕入先は、なるべく1〜2社に集約すべき。

理由:

  1. 振込手数料が減る(年間5,000円削減)
  2. 管理が楽になる
  3. 値引き交渉がしやすくなる
  4. 配送料が減る

私の実例:

  • コーヒー豆:UCC一本(月5万円)
  • その他:Amazon、エープライス、ヨドバシドットコム

手順:

  1. 現在の仕入先をリストアップ
  2. 価格・品質・配送を比較
  3. メイン仕入先を1社に決める
  4. 段階的に移行する

注意点:

  • 急に全部変えない
  • サブ仕入先は残しておく
  • 品質を妥協しない

高品質なコーヒー豆を求めるなら、ブルーボトルコーヒーという選択肢もあります。


よくある質問(FAQ)

Q1. 仕入先は1社だけでいいですか?

A. 1社だと、欠品や値上げのときに困ります。メイン1社+サブ1〜2社がおすすめです。

Q2. 振込手数料はどれくらい削減できますか?

A. 仕入先が3社 → 1社になれば、年間5,000円ほど削減できます。10年で5万円以上の差になります。

Q3. ネット仕入れのおすすめは?

A. Amazon、エープライス、ヨドバシドットコムがおすすめです。特にヨドバシドットコムは穴場で、送料無料で配送が早いです。

Q4. コーヒー豆はどこで仕入れるべきですか?

A. 私はUCC一本で仕入れています。品質が安定していて、価格も適正です。高品質を求めるなら、ブルーボトルコーヒーという選択肢もあります。

Q5. 仕入先を変えるときの注意点は?

A. いきなり全部変えず、段階的に移行することです。品質を確認しながら、少しずつ変えていきましょう。

Q6. 仕入先との値引き交渉はできますか?

A. できます。1つの仕入先に集中して取引していると、値引き交渉がしやすくなります。

Q7. 仕入先を減らすと、品質が下がりませんか?

A. 価格を優先しすぎると、品質が下がることがあります。価格と品質のバランスが大事です。