カフェの店内や店外イベント開催や出店は有効なのか?
集客のひとつに「イベント開催」があります。
「イベント開催」といっても携帯は様々。店内で実施するものもあれば、店外へ出て外部主催のイベントに出店するものもあります。
しかし店内店外問わずイベントを開催、または出店するとなるといつもとは違う営業となります。つまり通常営業はしない、という事になります。
さてそれが本当に有効なのでしょうか、色々な理由を探ってみましょう。
イベントの開催~店内~
店内イベント(ワークショップ等)の開催:慎重な判断が必要な理由
店内のスペースを利用したイベントは、一見すると「コミュニティ形成」に役立つように思えます。しかし、経営の観点からは以下のデメリットに注意が必要です。
- 既存顧客の満足度低下(違和感):静かに過ごしたい常連客にとって、イベントの賑やかさは「居心地の悪さ」に直結します。
- 客席回転率の低下:イベント参加者が長時間席を占有することで、通常営業の売上上限が制限されます。
- ブランドイメージの分散:カフェ本来のコンセプトと異なるイベントを頻発させると、「何のお店か」が不透明になります。
【実施の判断基準】
・そのイベントが「次回の通常来店」に繋がる導線があるか?
・既存客がいない時間帯(アイドルタイム)を活用できているか?
まず最初に考えたいのは「違和感」です。いつもコーヒー飲んでくつろいだり、友達と楽しくランチしたりする場所で別の事をやっている事の違和感があると思います。
また、あくまで通常営業中ですので客席を一部利用します。そのため、当然客席数は減ります。
ましてや自店を知っている場合、なんだか落ち着かないなという事もあると思います。
それで来なくなる、というのは大袈裟かもしれませんが実際あるかもしれません。
自分のお店をオープンする時、お客様にたくさん来て欲しい!と思ったはずです。たくさん来てもらい、少し専門的に言うと回転率を良くしてにぎわうお店にしたかったはずです。
その本来の目的から逸れてしまうと、いつの間にか脱線したレールが本線になってる事もあります。
なので、店内でのイベントはあまりやらない方が良いと思います。
もし仮に実施する場合は・・・
- そのイベントを実施した際、イベント開催している事を知らずいつも通り来たお客様はそれを見てどう思うか考えてみる
- そのイベントが店内ご利用のお客様として次回再来店に繋がるかどうかを考えてから実施する
イベントの出店~店外~
店外イベント・催事出店:最大の敵は「店舗休業」
屋外イベントへの出店は認知度向上に寄与しますが、最も避けるべきは「イベントのために店舗を休むこと」です。
なぜ店舗を休んでまで出店してはいけないのか?
・売上の機会損失:休業日の売上はゼロです。イベントの売上は天候などの不確定要素に左右されるため、経営の安定性を欠きます。
・常連客の離反:わざわざ足を運んでくれたお客様を「臨時休業」で裏切るリスクは甚大です。
効果的な出店タイミング
- 定休日や営業時間外の活用:通常営業に影響を与えない範囲で行う。
- 人員体制の確保:店を営業したまま、別動隊で出店する。
- 開店前のプロモーション:実店舗オープン前のテストマーケティングとして活用する。
箇条書きでまとめましたが条件次第で積極参加は有効とみなしています。
「来週の日曜日は〇〇というイベントに出店するため、お店はお休みします」
何が悪いのか。
イベントへ出店する自体、悪い事ではありません。むしろ先述の通り「条件次第では積極参加が有効」です。
問題は「お店を休む事」です。
お店を休む=売上ゼロ。まず、これが成り立ちます。そしてそれをイベントで補えるかどうかは不明です。つまり、販促活動としてはOKだけど、肝心の売上は不確定要素が大きすぎますよ、という事です。
では、どういう条件下なら有効なのか。
- 定休日や営業時間外を活用する
- 従業員を確保して店内通常営業しつつ、店外イベントへ出店する
- 新規オープン前の宣伝活動として出店する
またこの他にも複数の従業員を抱えていた場合「マンネリ化を防ぐ」という効果もあります。
ぜひその辺りを精査して店内店外イベントを考えて欲しいと思います。
まとめ
- 店内イベントは本来の客席利用目的をもう一度考えてみる
- 店外イベントはお店を休みにしないで出店する方法を考える
- 店内店外どちらもいつもかからない費用が発生する可能性があるので事前の計画も重要

