カフェを開業すると、必ず悩むのが「仕入れ先をどうするか」です。

野菜は八百屋、肉は精肉店、菓子は専門店…
こだわればこだわるほど、仕入れ先は増えていきます。

しかし私の経験から結論から言うと、

小規模カフェほど、仕入れ先はなるべくまとめるべきです。

私はカフェを11年間経営してきましたが、この判断はかなり重要でした。


なぜ仕入れ先はまとめた方がいいのか?

理由はシンプルで、「管理コスト」と「無駄な経費」が増えるからです。

① 管理が圧倒的にラクになる

仕入れ先が増えると…

  • ・発注の手間が増える
  • ・納品日の管理が増える
  • ・請求書のチェックが増える

件数少ないから大丈夫と思いがちですが、件数が少ない事とやる事が多いのは反比例しており、地味にかなりのストレスです。

特に一人で回している小規模カフェだとこの「管理の手間」が経営を圧迫します。

② 振込手数料が地味に効いてくる

塵も積もれば山となります。意外と見落としがち。

例えば振込手数料が1回216円だった場合

  • 仕入先1社の場合216円×12か月=2,592円
  • 仕入先3社の場合648円×12か月=7,776円

一見たいしたことないように見えますが、年間で見ると差は5,000円以上になります。

さらにこれが毎年続くと完全に無駄な固定費になります。

ここで大事なのは金額ではなく「必要以上に無駄な経費がかかっている」ということ。

これは今回の手数料だけでなく、経営を考えるうえでは大事な考え方となります。

③ 取引を集中するとメリットが増える

仕入れを1社にまとめると、

  • ・優先的に商品を回してもらえる
  • ・「こんなのありますよ」と提案され、サンプル商品をもらえる事も(私も実際色々もらっています)
  • ・値引き交渉がしやすくなる

実際、長く付き合うほど条件は良くなります。

また、相手は食材のプロです。当然レシピや上手な食材の組み合わせも知っています。なので付き合いが深くなると結果的に「売上アップにつながる」可能性大です。

これはバラバラに仕入れていると絶対に起きません。


例外:どうしても分けるべきケース

もちろん例外もあります。

  • どうしても品質にこだわりたい
  • 特定の食材がその業者にしかない

この場合は無理にまとめる必要はありません。

ただし、

最初から分散させるのはおすすめしません


小規模カフェほど「シンプル経営」が正解

開業初期はとにかくやることが多いです。

だからこそ

「仕組みをシンプルにする」ことが最優先

  ・仕入れ先はなるべく少なく

  ・管理をラクに

  • ・無駄なコストを削る

これだけで経営はかなり安定します。


まとめ

  • 仕入れ先はなるべくまとめる
  • 管理コストと手数料を削減できる
  • 取引集中で条件が良くなる
  • 例外はあるが、最初はシンプルが正解

最後に(現場の本音)

カフェ経営はそれぞれの分母が小さい分、こういう「細かい積み重ね」で差が出ます。

大きな売上アップも大事ですが、無駄を削ることも同じくらい重要です。

この判断一つで、年間数万円単位で変わってきます。

ぜひ参考にしてみてください。