カフェの経理は税理士に頼むべき?自分でできる?【簿記資格なしで11年やってる実体験】
カフェを開業する時、「経理ってどうすればいいの?」と悩みますよね。
- 税理士に頼んだ方がいいのか?
- 自分でできるのか?
- 簿記の資格は必要なのか?
- 会計ソフトってどうなの?
私もカフェを開業する前は、同じことを悩んでいました。
結論から言うと、私は簿記の資格を持っていませんが、11年間ずっと自分で経理をやっています。そして、意外と楽しいです。
この記事では、税理士に頼むべきか、自分でできるのか、実体験をもとにお伝えします。
私は簿記資格なしで11年間、自分で経理をやってます
開業当初、私は経理の知識がゼロでした。
簿記の資格もなければ、勘定科目も分からない。「借方」「貸方」って何?というレベルです。おまけに数学も大の苦手。
でも、会計ソフトを使えば、簿記の資格がなくても経理はできます。
私が11年間やってきた経理の方法
- 会計ソフト(弥生会計)を使う
- 分からない勘定科目はその都度ネットで調べる
- 「これって経費になる?」と思ったら、購入前に調べる
- 経費に関する参考書を手元に置いておく
これだけで、税理士なしでも経理ができています。
税理士に頼むべき?自分でやるべき?判断基準
税理士に頼むかどうかは、以下の基準で判断すればOKです。
税理士に頼んだ方がいい人
- 売上が年間1,000万円を超えている(消費税の申告が必要)
- 法人で複雑な経理処理が発生する
- 理に時間を取られたくない
- 資金に余裕がある(月3〜5万円払える)
- 税務調査が不安
自分でやった方がいい人
- 開業直後で売上がまだ少ない
- 固定費を抑えたい
- 金の流れを自分で把握したい
- 経理を勉強したい
- 会計ソフトを使うのが苦にならない
税理士に頼むメリット・デメリット
メリット
1. 業務の効率化
経理業務を丸投げできるので、経営に集中出来ます。
特に決算や確定申告の時期は、処理する前に1年分の資料等事前準備が必要だったりするので自分でやるには時間がかかります。税理士に頼めばこの時間を経営に使えます。
2. 正確性が高い
当然ですが税務のプロです。安心して任せられます。
3. 節税のアドバイスがもらえる
「この経費、こうすればもっと節税できますよ」というアドバイスがもらえます。結果、売上増や利益率の改善につながる可能性もあります。
4. 税務調査の対応をしてくれる
万が一税務調査が入っても、税理士が対応してくれます。
デメリット
1. 費用がかかる
これが最大のデメリット。
税理士の相場:
- 個人事業主:月2〜3万円(年間24〜36万円)
- 法人:月3〜5万円(年間36〜60万円)
- 決算申告のみ:10〜15万円
開業直後で売上が少ない時期に、この固定費はかなり重いです。
2. お金の流れが見えにくくなる
税理士に丸投げすると、自分のカフェのお金の流れが見えにくくなります。
都度確認すれば良いですが、最初のうちは自分のお金という感覚も強く経営者としてキャッシュフローは把握しておきたいところ。
自分で経理をやるメリット・デメリット
メリット
1. 固定費がゼロ
税理士費用がかからないので、年間30〜60万円の節約になります。
2. お金の流れが完全に把握できる
自分で経理をやると、「今月はこれにいくら使った」「利益はこれくらい」というのが肌感覚で分かります。
経営判断がしやすくなります。
3. 意外と楽しい(これが重要)
実は、経理って意外と楽しいんです。
「今月の売上、先月より増えた!」 「この経費、これで合ってるかな?」
みたいに、自分のカフェの数字を見るのは、ゲームみたいで面白いです。
4. 経費の判断ができるようになる
「これって経費になるの?」という判断が自分でできるようになります。
例えば・・・
- カフェのBGM用のサブスク→経費OK
- 自宅のWi-Fi代→按分すれば経費OK
- スタッフとの飲み会→福利厚生費としてOK
こういう判断ができるようになると、無駄な出費が減ります。
デメリット
1. 時間がかかる
特に最初の1〜2年は、時間がかかります。
経理にかかる時間(目安):
- 日々の帳簿付け:週30分〜1時間
- 月次決算:月1時間
- 確定申告:年1〜2日
ただ、慣れてくると、どんどん早くなります。
2. ミスのリスク
税務のプロではないので、ミスをする可能性があります。
ただ、会計ソフトを使えば、ほとんどのミスは防げます。
簿記の資格は必要?→不要です
結論から言うと、簿記の資格は不要です。
私も簿記の資格は持っていませんが、11年間問題なくやっています。
なぜ資格がなくても大丈夫なのか?
1. 会計ソフトが優秀すぎる
最近の会計ソフト(freee、弥生、マネーフォワードなど)は、簿記の知識がなくても使えるように設計されています。
会計ソフトがやってくれること:
- 勘定科目の自動提案
- 仕訳の自動化
- 確定申告書の自動作成
- 消費税の自動計算
つまり、簿記を知らなくても、会計ソフトが全部やってくれるんです。
2. 分からないことはその都度調べればいい
最初は分からないことだらけです。でも、その都度ネットで調べればOK。
私がよく調べること:
- 「カフェ 仕入れ 勘定科目」
- 「Wi-Fi代 経費 按分」
- 「確定申告 青色申告 やり方」
これで十分です。
最近はAIの発達も著しく、それを参考に処理することもできます。
3. 経理を勉強するのは意外と楽しい
簿記の資格を取るためにガッツリ勉強する必要はありませんが、経理の基礎を勉強するのは意外と楽しいです。
経理を勉強すると分かること:
- なぜこの勘定科目を使うのか
- どうやって利益が計算されるのか
- どうすれば節税できるのか
こういうことが分かると、経営判断がしやすくなります。
私も、最初は「借方?貸方?何それ?」でしたが、今では楽しく経理をやっています。
経費の判断を自分でできるようになると強い
経理を自分でやる最大のメリットは、「これって経費になる?」を自分で判断できるようになることです。
経費の判断のポイント:
1. 購入前に調べる
何かを買う前に、「これって経費になる?」と調べる癖をつけましょう。
例えば:
- iPadを買う前に「iPad 経費 カフェ」で検索
- 車を買う前に「車 経費 個人事業主」で検索
こうすることで、無駄な出費を防げます。
2. グレーゾーンは税務署に確認
「これって経費になるのかな?」と迷ったら、税務署に電話で確認すればOKです。
実は税務署は意外と親切で、私も利用しています。予約制度もあり、事前に電話予約をして税務相談したいですと伝えると色々教えてくれます。
3. 領収書は必ず取っておく
経費として計上するには、領収書が必須です。
領収書の保管期間:
- 個人事業主:7年間
- 法人:10年間
私は、領収書をスマホで撮影して、クラウドに保存しています。
私が11年間使っている会計ソフト:弥生会計
私は11年間、ずっと弥生会計を使っています。詳細はこちら↓

弥生会計を選んだ理由:
- シンプルで使いやすい
- 初心者でも分かりやすい
- サポートが充実している
- 他の会計ソフトより安い
弥生会計の料金:
- 個人事業主向け「青色申告セルフプラン」:年11,800円~
- 法人向け「会計ソフトセルフプラン」:年50,000円~
税理士に頼むより圧倒的に安いです。
他にもこんな会計ソフトがあります:
- freee:自動化が優秀、銀行口座やクレカと連携できる
- マネーフォワード:法人向けに強い、複数店舗管理に便利
どの会計ソフトがいいかは、こちらの記事で詳しく比較しています。
自分で経理をやる場合のステップ
自分で経理をやると決めたら、以下のステップで進めればOKです。
ステップ1:会計ソフトを導入する(1日)
まずは会計ソフトを選んで、導入しましょう。
おすすめは、無料お試し期間があるソフトです。
- freee:30日間無料
- 弥生会計:1年間無料(セルフプラン)
- マネーフォワード:1ヶ月無料
ステップ2:銀行口座とクレカを連携する(30分)
会計ソフトに、事業用の銀行口座とクレジットカードを連携させます。
これで、売上や経費が自動で取り込まれます。
ステップ3:日々の帳簿付けを習慣化する(週30分)
毎日やる必要はありません。週1回、30分だけ帳簿を付ければOKです。
帳簿付けのコツ:
- 曜日を決める(例:毎週月曜日)
- レシートをまとめておく
- 分からない勘定科目はネットで調べる
ステップ4:確定申告をする(年1回、1〜2日)
2月〜3月に確定申告をします。
会計ソフトを使っていれば、ボタン1つで確定申告書が作成できます。
あとは、税務署に提出するだけです。

税理士に頼むタイミングはいつ?
「今は自分でやってるけど、いつか税理士に頼もうかな」と思ってる人へ。
税理士に頼むタイミング:
タイミング1:売上が年間1,000万円を超えた
売上が1,000万円を超えると、消費税の申告が必要になります。
消費税の申告は複雑なので、税理士に頼んだ方が楽です。
タイミング2:法人化した
法人になると、経理が複雑になります。
法人税、消費税、源泉徴収、社会保険…やることが増えるので、税理士に頼むのがおすすめです。
タイミング3:経理に時間を取られすぎている
「経理に時間を取られて、営業ができない」となったら、税理士に頼むタイミングです。
経理に月10時間以上かかるなら、税理士に頼んだ方が効率的です。
まとめ:まずは自分でやってみて、必要なら税理士に頼む
私の結論:
- まずは自分で経理をやってみる
- 会計ソフトを使えば、簿記の資格がなくてもできる
- 経理を勉強すると、意外と楽しい
- 売上1,000万円or法人化したら、税理士を検討する
開業直後は、できるだけ固定費を抑えたいですよね。税理士費用(年間30〜60万円)は大きな出費です。
まずは自分で経理をやってみて、「やっぱり無理」と思ったら税理士に頼めばいい。
私は11年間、簿記の資格なしで自分で経理をやっていますが、全く問題ありません。
あなたも、ぜひ挑戦してみてください!
よくある質問(FAQ)
Q1. 簿記の資格がないと確定申告はできませんか?
A. できます。会計ソフトを使えば、簿記の知識がなくても確定申告書を作成できます。
Q2. 税理士に頼むと、どれくらい費用がかかりますか?
A. 個人事業主なら年間24〜36万円、法人なら年間36〜60万円が相場です。
Q3. 青色申告と白色申告、どっちがいいですか?
A. 青色申告がおすすめです。控除額が大きい(最大65万円)ので、節税効果が高いです。
Q4. 経理に時間がかかりすぎて、営業ができません。
A. その場合は、税理士に頼んだ方がいいです。経理に月10時間以上かかるなら、税理士費用を払っても元が取れます。
Q5. 経費にできるかどうか、どうやって判断すればいいですか?
A. 「事業に必要な支出かどうか」が基準です。迷ったらネットで調べるか、税務署に電話で確認しましょう。
Q6. 領収書がない経費は計上できませんか?
A. 基本的には領収書が必要ですが、交通費(電車・バス)やご祝儀などは出金伝票で代用できます。
Q7. 会計ソフトは、どれを選べばいいですか?
A. 初心者なら弥生会計、自動化重視ならfreee、法人ならマネーフォワードがおすすめです。詳しくはこちらの記事で比較しています。


