カフェを開業するとき、避けて通れないのがレジアプリ選び。最近では、高額なレジスター本体を買わなくても、iPadやスマホにアプリを入れるだけでPOSレジとして使える時代になりました。
でも、「エアレジ」「スマレジ」「スクエアPOSレジ」…いろんなサービスがあって、正直どれを選べばいいのか迷いますよね。
今回は、カフェ開業を控えているあなたに向けて、代表的な3つのレジアプリを比較します。実は私もエアレジを使っているのですが、なぜエアレジを選んだのか、他のアプリとどう違うのかを正直にお伝えしますね。
まずは基本スペックを比較
各レジアプリの基本的な料金と機能を表でまとめました。
| 項目 | エアレジ | スマレジ | スクエアPOSレジ |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 0円 | 0円〜15,400円 | 0円 |
| 初期費用 | 0円(アプリのみ) | 0円(アプリのみ) | 0円(アプリのみ) |
| 対応端末 | iPad・iPhone(iOS専用) | iPad・iPhone(iOS専用) | iPad・iPhone・Android |
| 無料プランの機能 | 全機能利用可能 | 基本機能のみ | 全機能利用可能 |
| 決済手数料 | 2.95%〜3.24%(Airペイ連携時) | 別途決済サービス契約が必要 | 3.25% |
| 振込手数料 | 0円 | 決済サービスによる | 0円 |
| サポート体制 | 電話・メール・チャット | 電話・メール・チャット(有料プラン) | メール・チャット |
エアレジの特徴:シンプルで完全無料
エアレジの最大の魅力は、完全無料で全機能が使えること。有料プランが存在しないので、「あとから追加料金がかかるのでは?」という心配がありません。
エアレジのメリット
リクルートが提供するエアレジは、カフェ開業時の初期投資を最小限に抑えたい人にとって理想的です。アプリ自体は完全無料で、iPadさえあればすぐに使い始められます。
操作画面がシンプルで直感的なので、アルバイトスタッフへの教育も楽。レジ打ちが初めての人でも、30分もあれば基本操作をマスターできます。
さらに、同じリクルートのAirペイと連携すれば、キャッシュレス決済もスムーズ。決済手数料も2.95%〜3.24%と業界標準的で、振込手数料は0円です。売上管理や在庫管理など、カフェ運営に必要な基本機能はすべて揃っています。
エアレジのデメリット
エアレジはiOS専用なので、Androidタブレットでは使えません。iPadを持っていない場合は、別途購入する必要があります(約5万8,800円〜)。
また、複数店舗展開を考えている場合や、高度な在庫管理・分析機能が必要な場合は、やや物足りなく感じるかもしれません。ただ、1店舗のカフェを運営する分には十分な機能です。
スマレジの特徴:拡張性が高い
スマレジは、無料プランから始めて、成長に合わせてプランを変更できるのが特徴です。
スマレジのメリット
スマレジの強みは、なんといっても拡張性の高さ。無料のスタンダードプランでも基本的なレジ機能は使えますが、有料プラン(月額5,500円〜15,400円)にアップグレードすれば、より高度な機能が使えるようになります。
在庫管理や売上分析、複数店舗管理など、本格的な店舗運営に必要な機能が充実しているのが魅力。将来的にチェーン展開を考えているなら、スマレジは有力な選択肢になります。
また、IT導入補助金の対象になっている有料オプション(Airレジオーダーなど)もあるので、補助金を活用したい場合にも向いています。
スマレジのデメリット
無料プランだと機能が制限されるので、カフェ運営に必要な機能を使おうとすると、結局有料プランに入る必要が出てきます。月額5,500円〜の固定費は、開業直後の資金繰りにはけっこう響きますよね。
また、機能が豊富な分、操作が複雑に感じることも。スタッフへの教育に時間がかかる可能性があります。
スクエアPOSレジの特徴:Android対応&決済に強い

スクエアPOSレジは、アメリカ発のサービスで、Androidにも対応している点が特徴です。
スクエアPOSレジのメリット
スクエアの最大のメリットは、iOS・Android両方に対応していること。手持ちのAndroidタブレットやスマホをそのまま使えるので、端末購入費を節約できます。
また、決済機能が本業なだけあって、キャッシュレス決済周りは非常にスムーズ。専用のカードリーダーも4,980円からと手頃で、最短翌営業日に入金されるのも魅力です。
POSレジ機能も無料で全機能使えるので、コストパフォーマンスは高いと言えます。
スクエアPOSレジのデメリット
スクエアの決済手数料は3.25%と、他社と比べてやや高め。カフェのようにキャッシュレス決済が多い業態だと、手数料の差が積み重なって影響が出てきます。
また、サポートが基本的にメールとチャットのみなので、トラブル時に電話で相談できないのは不安要素です。
結局、カフェ開業にはどれがベスト?
3つのレジアプリを比較してきましたが、カフェ開業なら「エアレジ」が最適だと私は考えています。理由を説明しますね。
カフェに必要な機能が全部無料で使える
カフェ運営に必要な機能(売上管理・在庫管理・顧客管理・キャッシュレス決済連携)が、エアレジなら追加料金なしですべて使えます。開業時は何かとお金がかかるので、月額固定費がかからないのは本当に助かります。
スマレジも無料プランはありますが、カフェ運営に必要な機能を使おうとすると有料プランが必要になることが多いです。スクエアは無料ですが、決済手数料が3.25%とやや高めなのがネック。
操作がシンプルで、誰でも使いやすい
カフェではアルバイトスタッフを雇うことが多いですよね。エアレジは操作画面がシンプルなので、新しく入ったスタッフでもすぐに使いこなせます。
実際、私のカフェでも高校生のアルバイトが初日からレジを打てるようになりました。複雑な機能がたくさんあるより、必要な機能がシンプルに使える方が、現場では圧倒的に便利です。
Airペイとの連携がスムーズ
エアレジとAirペイは同じリクルートのサービスなので、連携が本当にスムーズ。設定も簡単だし、売上データの管理も一元化できます。
決済手数料も2.95%〜3.24%と業界標準的で、振込手数料は0円。キャッシュレス決済が増えている今、この連携のしやすさは大きなメリットです。
サポート体制が充実
エアレジは電話・メール・チャットでのサポートが無料で受けられます。トラブルが起きたときに電話で相談できるのは、本当に心強いです。
特に開業直後は分からないことだらけなので、気軽に相談できる環境があるのは安心感につながります。
私がエアレジを選んだ理由(実体験)
私がカフェを開業したとき、最初はスマレジも検討しました。機能が豊富で魅力的だったんですよね。
でも、よく考えたら「1店舗のカフェに、そこまで高度な機能は必要か?」という結論に。開業直後は売上も読めないし、できるだけ固定費を抑えたい。そう考えて、エアレジを選びました。
実際に使ってみて、この選択は正解だったと思います。必要な機能は全部揃っているし、操作もシンプル。何より、月額料金を気にしなくていいのが精神的に楽です。
もし将来、複数店舗を展開するようになったら、そのときにスマレジへの乗り換えを検討すればいい。今の段階では、エアレジで十分すぎるほどです。
まとめ:まずはエアレジで始めて、必要に応じて乗り換えるのがベスト
レジアプリ選びで迷っているなら、まずはエアレジから始めることをおすすめします。
無料で全機能使えるので、「とりあえず試してみる」のハードルが低いです。使ってみて物足りなければ、そのときに他のアプリに乗り換えればいい。データ移行も可能なので、後悔することはありません。
カフェ開業は、やることがたくさんあって大変です。レジアプリ選びで悩む時間があったら、メニュー開発や内装デザインに時間を使った方がいい。エアレジなら、シンプルに、確実に、コストを抑えて始められます。
あなたのカフェが、素敵なお店になりますように。応援しています!

